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教授紹介(バックナンバー)

各大学から、名物教授に旬の話題のこと、研究の内容や取り組み、情熱などを語っていただきます。



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筒井博司 教授 わくわくするような新技術がここにはある。
大阪工業大学 工学部生体医工学科
筒井博司 教授
「小さいころスポーツカーに憧れ、技術者になりたいと思っていました。でも、中学、高校、大学時代は陸上に夢中になり、社会人時代はスイーツのおいしい店を探しまくった」と笑う筒井先生。先生が学生たちによく言うのは、“凝り性になれ”ということ。どんな世界でも、その世界の中に踏み込めば、豊かで奥深い世界が広がる。驚きと夢と可能性にあふれている、というのが先生の持論。なかでも面白いのが、科学技術の世界。「1歩進めば10倍楽しく、2歩進めばやめられない」と先生は言います。
草場光博 准教授 「ぽん」とスイッチを押せば、何でもできる機械は楽しくない。
大阪産業大学 工学部 電子情報通信工学科
草場光博 准教授
「早く社会に出て働きたい!」、「技術者になりたい!」と思って工業高校へ行った草場先生。でも、教科書にあった未来のクリーンなエネルギー源、核融合という内容を見て、大学、大学院に進学。「小さいころから何にでも好奇心を持つことが大切」、「ある年令を過ぎると、新しい知識や技術を学んだり、吸収したりできなくなる。若い間にいろんなことをどんどん吸収し、基礎的な知識を蓄えてい驍ニ、大きくなったら、それが自分にとって、とても大きな財産になる」と先生。
高木 力 准教授 「魚」と「網」と「物理学」
近畿大学 農学部 水産学科
高木 力 准教授
「小さいころから生きものだけでなく、その動きや速度などにも興味を持っていた」という高木先生。先生が大学で教えているのは、魚の行動や漁網の形状などを、物理学を用いて解明する分野。「水産学は日本ではじまり、現在でも世界をリードしている学問。誇りを持って学んでほしい。それに、生きものの不思議を物理学や数学、最先端のコンピュータの技術を用いて解き明かすのはとても面白い」と先生。
宮田秀明 教授 小さな命を守るためミクロの視点で戦う
摂南大学 薬学部 薬学科
宮田秀明 教授
「転機になったのは『カネミ油症事件』(1968年)」と宮田先生。工業化学科卒業後、電機メーカーの研究所に就職。その後、獣医の道をめざし、大阪府立大学農学部獣医学科、同大学院に進学。しかし、開業する資金がなく大阪府立公衆衛生研究所に再就職…と、人生の羅針盤(らしんばん)は揺れていました。それが、府立公衆衛生研究所で出会った「カネミ油症事件」で、人体に及ぼすPCB(ポリ塩化ビフェニル)の影響を明らかにしたのをきっかけに、人体に悪影響を与える化学物質を分析・解明する研究者の道を決意されました。いまや有害化学物質分析の第一人者として、ダイオキシンをはじめとしたさまざまな問題に立ち向かっている宮田先生ですが、その道のりは波乱万丈(はらんばんじょう)だったようです。
井上雅彦 教授 出てこい!21世紀のガリレイ
摂南大学 工学部 電気電子工学科
井上雅彦 教授
「星を眺めたり、メダカを観察したり、工作するのが大好きな理科少年だった」という井上先生。でも、高校に入って物理の問題が解けず、スランプにおちいったこともあるとか。「工学部の面白さはただ頭で考えるだけでなく、実験や実習を通じて、いろんなことを確かめたり、今までなかったものを作り出したりできること。その際に重要になるのは腕前。ハンダづけがうまいとか、ねじ山をつぶさずにボルトと対話しながら最適な力加減で回せるとか、職人のような腕前も大切になる」というのが、井上先生の「技術者=職人」論のようです。
佐伯和弘 教授 世界で初めての「ホウレンソウブタ」。
近畿大学 生物理工学部 遺伝子工学科
佐伯和弘 教授
「コックになりたいと思っていた」という佐伯先生。それが、高校生のときに見た、アフリカの野生動物保護官のテレビドラマに憧れて獣医師を目指すことに。しかし、野生動物保護官では食べられないと言われ、大学卒業後、雪印乳業に就職……。「獣道(けものみち)の人生を歩んできた」という先生だが、その研究成果は目覚しい。ホウレンソウとブタの遺伝子を組み合わせたホウレンソウブタをはじめ、体に良い脂肪酸のもととなるα-リノレン酸をつくる酵素の遺伝子の植物からの単離など、遺伝子工学にセンセーションを起こす研究を次々と発表している。
荒木一雄 准教授 人間の「夢」と「技術」で永遠に走るビークル。
大阪産業大学 工学部 交通機械工学科
荒木一雄 准教授
学生時代はラリーのナビゲーター、社会に出てタイヤの研究者というキャリアをもつ荒木先生。「最近の車は心臓部にコンピュータが埋め込まれていて、昔のようにドライバーが車のエンジンや足回り(サスペンションやタイヤ)をさわる楽しみがなくなった」と嘆く。しかし、「エンジンとシャーシとタイヤという車の基本的な構造は未来も変わらない。人間が自由に行きたいところに行ける夢をかなえる車という存在は、永遠になくならない」と言う。
宮岸幸正 教授 “理科好き”と“アート好き”が、同じ教室にいるのがいい。
大阪工業大学 工学部 空間デザイン学科
宮岸幸正 教授
学生時代は、建築とともにプロダクト(工業製品)や工芸品などのデザインを学ぶ。「ビルや住まいは科学だけでつくられるのではなく、その中に人間の感性でつくられた、美しいもの、かっこいいもの、楽しめるものがなければならない」というのが持論で、工学部空間デザイン学科立上げの中心を担う。同学科には「インテリア・プロダクトデザインコース」とともに、建物のデザインを学ぶ「建築デザインコース」もある。理科好きとアート好きの人が同じ教室にいて、お互いに刺激しあいながら学ぶ学科にしていきたいというのが先生の夢。
山本秀樹 教授 使命感をもって、目指してほしいな。
関西大学 環境都市工学部 エネルギー・環境工学科 プロセスデザイン研究室
山本秀樹 教授
「目覚まし時計であろうがテレビであろうが、なんでも分解していた少年だった」と山本先生。専門は地球環境再生型の化学生産システムの開発。最近は地球温暖化の原因となる有毒ガスや廃棄物などのリサイクル技術の開発にとどまらず、人間の健康を維持するための医工連携(工学的な技術を医学に活かす)や農工医連携(工学的な技術をベースに医学と農学に寄与する)など、もち前の好奇心と探究心で研究の幅を広げている。最近の発明品はセッケンと血液の粘度をはかる装置。
長江勝也 教授 「なぜ?」と「好奇心」がいっぱい!
大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルゲーム学科
長江勝也 教授
この先生のスゴイところはなんと!あのゲーム会社大手のコナミで数々のゲームを生み出したこと。その代表作は「実況パワフルプロ野球」シリーズだ。そんな先生も少年時代はみんなと同じ、ふつうの少年だった。家の裏の広場で毎日陽が暮れるまでソフトボールしていたり。学生時代はテニス部でがんばっていた先生は日焼けでまっ黒。決してガリ勉なんかじゃなかった先生の得意科目は数学(算数)と理科。理由は「他の科目は覚えないといけないことがいっぱいあるけど、この科目は考えればなんとかなる」だそうだ。いったいどんな先生なんだろう!
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