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先輩メッセージ

先輩メッセージ
CGキャラクターが、元気に歩いたり、トボトボ歩いたり。
大阪工業大学 大学院 情報科学研究科 情報科学専攻 博士前期課程1年 東 路子
高校のときはクラブばっかりしていて、勉強がおろそかになったという東さん。でも、大学受験ではコンピュータグラフィックス(CG)技術が学べる大阪工業大学の情報科学部情報メディア学科を選び、みごと合格。「小学生のころに初めてさわったWindows95に感動し、映画も大好きで、リアルタイムでどんどんすごいCGが出てくるのを目にしてきたから、将来はCGの技術が学べる大学と決めていました」と東さん。東さんの夢は、学部、大学院で学んだCGの技術を使って、人にやさしく、社会に役立つさまざまな製品を開発できるエンジニアになること。
 
東 路子
■アニメを動かす

モーションキャプチャって、知っていますか?人間が歩いたり、走ったり、立ったり、座ったりする動作を何台ものカメラで同時に撮って、その動きをデータとして記録し、映画やアニメに登場するキャラクターの動きなどを作るシステムのことです。
 
アニメで主人公が歩くシーンがあります。一コマ一コマの動きをコンピュータグラフィックス(CG)で作っていては大変ですし、動きもギクシャクしてきます。モーションキャプチャを使って人間が歩いている動きを記録し、CGキャラクターに記録した動作をつけていけば、簡単にでき、本当に歩いているように見えますね。


■キャラクターに豊かな表情を

でも、同じ動作で歩いていては面白くありません。主人公も疲れてきたら、トボトボ歩くし、楽しいときは元気よく歩くはず。モーションキャプチャを使えば簡単にできますが、そのためには、トボトボ歩いたり、元気にスキップするデータをもう一度撮りなおさなければなりません。お金と手間がかかります。モーションキャプチャって、1台何千万円もするすごく高い装置なんですよ。
 
そこで、私が考えたのが、普通に歩いている人間のデータに、「楽しそう」、「疲れて(トボトボ)」、「悲しそう」といった感情を表す部分を組み合わせれば、普通に歩いていた主人公がトボトボ歩いたり、楽しそうに歩いたりする動作を簡単に作られるシステムです。作り方はすでにあるモーションキャプチャのデータから、人間らしい感情を含む動作を分類・抽出して、通常に歩いている動作や走っている動作のデータに加える方法です。普通に走っていたCGキャラクターが、疲れてトボトボ走る動作にできたときは、本当にうれしかったです。


■小学生のときにさわったWindows95

小学生のときに、Windows95が家にやってきました。お父さんの仕事の道具でしたが、文章を打ったり、絵を描いたりするのがとても楽しかった。それがコンピュータに興味を持ったきっかけです。私はテレビの番組やニュースを見ていても、コンピュータに関する最先端技術の話題に飛びつく子でした。
私が今、大阪工業大学の情報科学部、大学院でCGの技術や知識を学んでいるのは、小さいときの影響ですね。
 
モーションキャプチャもそうですが、大阪工業大学にはCGをはじめ、ネットワークやマルチメディアなどの最先端の技術や知識を学ぶのに最適な、高価で、高度な設備が揃っています。先生方もその道の一流の方ばかりです。CGやコンピュータが好きなら、男の子も女の子もどんどん入ってきてほしいですね。

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